武井咲の"違約金10億円報道"にERAが声明、「事実に即した報道」求む

女優の武井咲(23)がEXILE・TAKAHIRO(32)との結婚・妊娠によって10億円の違約金が発生する可能性があると一部で報じられたことを受け、日本エンターテイナーライツ協会(ERA)は7日、公式サイトを通じて声明文を発表し、「違約金の金額が10億円ということは到底考えられません」と否定した。

女優の武井咲

冒頭に記されている一文は、「私たちは、今回の武井咲さんの10億円の違約金報道について、できるだけ事実に即した報道がされることを強く求めます」。

「広告出演契約には、タレントの『イメージ保持義務』が規定されています」としながら、「仮にスポンサー側が『イメージ保持義務』違反を主張しても、裁判所が結婚、妊娠を原因として、イメージ保持義務違反を認め、芸能事務所・タレント側に対して、違約金の支払いを認定する可能性は低い」「仮に違約金が発生しても、芸能事務所側は代替のタレントを出演させるなどにして、できるだけ損害が生じないように配慮することが通常」と報道を否定する根拠を挙げた。

また、「多くの視聴者、読者を誤解させるだけではなく、タレントたちに対する影響も少なからずある」「タレントたちに対して不当な圧力を与え、結婚、妊娠を始めとする人間として大切な自由と権利を不当に制限する原因となりかねない」と危惧。「最近の報道では、多数のCMに出演しているタレントについて、何か報道がある度に、違約金の発生及びその金額について過大な報道がなされる傾向があります」と指摘し、「憶測ではなく、出来るだけ事実に即した報道がなされるよう求めます」と訴えた。

今月4日にデイリースポーツが「武井咲 違約金は10億? 所属事務所はお詫び行脚」、翌日にNEWSポストセブンがその内容を否定する「武井咲の"違約金10億円"報道に広告関係者『あり得ない』」の記事を配信。2社からの記事提供を受けているYahoo!ニュースでは、それぞれ「武井咲 高額違約金の可能性」「武井咲の違約金10億円はない?」の見出しをつけてトピックス欄で取り上げていた。

ERAは、芸能人の地位向上やセカンドキャリア支援などを目的として、今年6月に弁護士5人で発足。公式サイトには、「芸能人の地位向上に役立つ情報や提言を社会に広く発信するとともに、芸能事務所と芸能人の『架け橋』となって、芸能界を健全に発展させることを目指します」とある。

公式サイトで発表された全文

【声明】武井咲さんの10億円の違約金報道について

私たちは、今回の武井咲さんの10億円の違約金報道について、できるだけ事実に即した報道がされることを強く求めます。

現在、武井咲さんの結婚、妊娠について「CMの違約金が10億円単位ではないか」という一部報道がなされています。また「契約期間中の結婚や離婚、妊娠などが制限される場合が多い」という報道もあります。

基本的には、広告出演契約には、タレントの「イメージ保持義務」が規定されています。しかしながら、そのなかでタレントの結婚や妊娠を制限する条項が明示されていることは多くありません。また、仮にスポンサー側が「イメージ保持義務」違反を主張しても、裁判所が結婚、妊娠を原因として、イメージ保持義務違反を認め、芸能事務所・タレント側に対して、違約金の支払いを認定する可能性は低いといえます。そして、仮に違約金が発生しても、芸能事務所側は代替のタレントを出演させるなどにして、できるだけ損害が生じないように配慮することが通常です。そのため、違約金の金額が10億円ということは到底考えられません。

そのようななか、まるで武井咲さんに10億円の違約金が発生する報道は、多くの視聴者、読者を誤解させるだけではなく、タレントたちに対する影響も少なからずあると考えております。つまり、私たちは、このような報道が、タレントたちに対して不当な圧力を与え、結婚、妊娠を始めとする人間として大切な自由と権利を不当に制限する原因となりかねないと考えております。

最近の報道では、多数のCMに出演しているタレントについて、何か報道がある度に、違約金の発生及びその金額について過大な報道がなされる傾向があります。私たちは、各報道機関に対して、憶測ではなく、出来るだけ事実に即した報道がなされるよう求めます。

2017年(平成29年)9月7日 日本エンターテイナーライツ協会 共同代表理事一同

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